先日、映画「ソーシャルネットワーク」試写会のことをブログに書きました
↓↓
↓↓
公開直前で注目の作品だったこともあってか
かなりの方に読んで頂いたようです
ありがとうございます。
ただ、このブログを書いた時点で考えていたけれども
あえて意図的に書かなかった『ある事』について
今回のエントリーで触れようと思います。
それは「資金調達」という話。
映画「ソーシャルネットワーク」では
キャンパス中の社交をネットに持ち込むんだ!というアイデアから
のちに拡大していく【サービス】と【若者の情熱】といった所に
スポットが当たっているように思われますが
実はそれ以上に「資金の調達」について、
映画の中で重要要素として触れられています。
facebook立ち上げ当初の資金を提供し、
その後追加資金も提供しますが
後にスポンサー探しの壁にぶち当たり、
スケールが大きくなって行くサービスに対しての取り残され感が浮き彫りになるエドゥアルド
西海岸の人脈をフルに活用し、
文字通り桁違いの資金調達を実現する右腕となるショーン・パーカー
facebookが安定したサービスを提供し伸びて行くために
当たり前のように必要不可欠だった要素
それは拡大して行くサービスを支える『資金』
映画の中でも、危うく資金提供が止められそうになり
このままではサーバーが停止してしまう、となった場面で
恐らく映画の中で唯一、ザッカーバーグが理性を失いかけ感情的になる場面があります
(※エドゥアルドに電話するシーン)
映画の中でも、危うく資金提供が止められそうになり
このままではサーバーが停止してしまう、となった場面で
恐らく映画の中で唯一、ザッカーバーグが理性を失いかけ感情的になる場面があります
(※エドゥアルドに電話するシーン)
----------------------------
っていうかさ(ここから唐突に口調が変わる)
そんなん、会社が事業を展開する•事業を伸ばす為に
必要不可欠なのは当たり前ですよ、ね。
そんなんfacebookに限った話じゃねーだろ、っていう。
そういう事を、言いたい人もいますよね。
そうなんです、そこがまさに前回の映画の感想エントリーで触れなかった理由で。
というのも、ちょうどこの頃この本を読み終わったところだったんです。
これも、最近のネット系書籍としてかなりヒットしたもので
読んだ方も多いと思いますが
スポットの当たり方がね、なんか違和感感じるんですよ
『熱意や夢を人一倍持てば、ビックチャンスに巡り会う!』というか
なんかそんな感じの意見が大半で。
いやいやいやいやいや。
ちゃんと中身読みました?って聞きたいんですよ
ザッポスに投資する前に、彼が蓄えた資金って総額いくらでした?
その資金無しに、彼が実際に動いたアクションって
全部関係者の『手弁当』だけで賄えますか?
夢や熱意や偶然の出会いによるチャンスをしっかり活かすだけの
資金があったから、そして『お金だけに囚われなかったから』
あのストーリーが実現した、んじゃないですか?と
----------------------------
…はい、口調戻します。
ネット、特にソーシャル関連のビジネスに近しい方とお話したり
そういう事に興味関心を人一倍持たれている方とお話しすると
僕がときどき感じる『違和感』
お金の話が二の次になっている。
資金が無くても、資金の事を考えなくても
ソーシャルの力で(以下略
あんまりこういう事断言すると
波風立つから止めたほうがいい、とわかりつつ言わせてもらいますが
お前らバ○かと
人と人の繋がりだけで、助け合えばお金なんて無くても
とか言ってる人を、僕は断固信用しませんし
二言目には『手弁当でなんとか』とか言う人と
僕は断固一緒に仕事したいと思いません
(もはやそれを仕事と呼ぶ事自体、違和感を感じる)
本当にいいものを、届けて、世界をいい方向に持って行くのに
スモールな発想と、草の根運動と、お互いまずは手弁当で、とか
友情と信頼だけではどうにかならない。
それが必要不可欠なのは認めるけど、それだけでなんとかなるっていうのは
気合いと努力があれば甲子園で優勝出来るって言い張る監督と一緒。
そのチーム、優勝出来ます?
気合いと努力があれば甲子園で優勝出来るって言い張る監督と一緒。
そのチーム、優勝出来ます?
本気でやるなら、人・モノ・金をしっかりスケール大きく考えて行かないといけないし
本当にいいものを世の中にだしたい時に
自分たちの現状や都合で、スケール小さくアクションを起こす事が
何かいい流れを生むでしょうか?
僕はフリーター上がりのビジネスマンで
20代前半はほんとにもう、極貧の中で生活しました。
色んな人に助けてもらったし、自分自身が色々考える事を止めなかったからこそ
いま生きてられるのだと思うのです。
人、一人が生きるのだって相当なお金がいるんです
ビジネスやサービスの輪を広げる時に
その『資金調達』という問題を、サービスの内容や人材や環境整備と
同じように、というか『大前提』として考えなければならない。
お金さえあればなんとかなる、も断固間違いだと思います。
でも、お金がなくてもどうにかなる、という考えで
思考停止しないように、していきたいなと。
自戒を込めたエントリーでした。
何かいい流れを生むでしょうか?
僕はフリーター上がりのビジネスマンで
20代前半はほんとにもう、極貧の中で生活しました。
色んな人に助けてもらったし、自分自身が色々考える事を止めなかったからこそ
いま生きてられるのだと思うのです。
人、一人が生きるのだって相当なお金がいるんです
ビジネスやサービスの輪を広げる時に
その『資金調達』という問題を、サービスの内容や人材や環境整備と
同じように、というか『大前提』として考えなければならない。
お金さえあればなんとかなる、も断固間違いだと思います。
でも、お金がなくてもどうにかなる、という考えで
思考停止しないように、していきたいなと。
自戒を込めたエントリーでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿